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 そして惑星の運行によって電気が生じる。さらにこれが太陽の磁気圏で、互いに共鳴し合って、ある種の磁気的なパターンを生み出す。このパターンが磁気誘導によって地球に運ばれ、ひいては人の誕生の瞬間に、オーラと言われる私達一人一人のエネルギー場に届きます。しかしこのエネルギー場は非常に精妙なもので、現在の機器では測定不可能。しかし人間の脳、サイキはこれを感知することができると私は考えます。そして私はこのエネルギーを、“ハイパー・マグネテイズム、超磁場“と名付けます。

 地球も人間同様、超磁場を持つものと思われます。人間の体の経絡に当たるのが、地球で言えばレイ・ライン(磁気的なエネルギーの流れ)ではないかと思います。レイ・ラインはダウジングで、探し当てることができます。そしてランド・ゾーデイアックとミステリー・サークルは、もっぱらレイ・ラインが重なり合う交点上にできるようです。ミステリー・サークルは実際にこの目で見える。一方、ランド・ゾーデイアックの方は航空写真を元に、その図柄を地図上になぞっていくことができます。”グラストンベリー・ジャイアント“と”キングストン・ゾーデイアック“が、その例です。

 月の動きにも同様のことが言えるでしょう。月がその軌道を運行することで、地球のエネルギー場は何らかの影響を受ける。ミステリー・サークルが発生する過程でも同じことが言えるのでは、と思うのです。但し、ミステリー・サークルはもっと大きな瞬発力によって生じます。ミステリー・サークルができる瞬間には、金属的なハイ・ピッチの振動音に伴って、強烈な渦巻き状のエネルギーが巻き起こると聞きます。おそらくミステリー・サークルの発生に伴って超音波が生じ、これが金属的な振動音となるのではないかと思われます。そしてこの磁気的影響力は、草を刈り取ってもう一度種まきしても、まだ消えずに残ることもあると報告されています。おそらくランド・ゾーデイアックが誕生した時にも同様のことが起こったのでは、と私は考えます。地形に描き出された黄道12宮の図柄も、長い年月を経るうちにいずれは消えていくのかもしれません。古代の人間はこういった現象を敏感に感知した。ゆえにストーンヘンジをはじめとする巨石群(ストーン・サークル)はレイ・ライン上に建設されたのでは、と思います。

ストーンヘンジ

 しかしここで一つ疑問があります。重さ4トン以上もある巨大なブルーストーンをウエールズのプレシリ山から、また25トン以上もあるサルセンストーンを、40キロも離れたマールボロ・ダウンから、このストーンヘンジの地域まで、どうやって運ぶことができたのか。旧石器時代の人間が、どのような方法でこの巨大な石を直立させて、天文学的そして数学的な精密さをもって巨石群(ストーン・サークル)を建造できたのか。そして一体何のために、何の目的で、という謎です。これに関して多くの考察が寄せられますが、解き明かした者はいまだ一人もいない。しかし手がかりはあると思います。

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