ASTROLOGY Your bridge to the stars Christopher Harwood

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 さらに私は、太陽の磁場での互いの干渉共鳴によって生じる、それぞれの惑星の波紋が太陽にフィードバックされて、そこから太陽を通して、地球の私達の元に届くのでは、と考えます。そして太陽には全ての惑星の情報データが蓄えられているため、“太陽星座占い”と言われる一般の星占いが成り立つのでは、と思います。
この磁場で生じる振動は、共鳴共振しあう域では調和的なバイブレーションを生み出します。が、この“共鳴共振”の実体とは? 共鳴とは小さなインプット(入力)で大きなアウトプット(出力)を生み出すキャパシテイーのこと。たとえば、小さな雪のボールが山を転げ落ちるうち、雪だるま式に大きくなり加速度も増して、果てにはなだれを生じるまでのパワーを持つようになる。同様に、グラスの縁を何度も何度も指でこするように撫ぜ回すと、最初のうちは小さな鈴のような音を立てるだけですが、最後にはグラスが割れてしまう。

The solar magnetic field and IMF seen along the solar equatorial plane

 このような現象を”リゾナンス”と言います。これと同じ効果が音響装置のアンプでも働いているわけです。小さなシグナルを受け取ったアンプは、それを音声としてスピーカーに伝えます。このように互いに順応しあう磁場では、互いの情報を交換することができるわけです。同じことがカセット・レコーダーでも言えます。磁気を帯びたテープはアンプから送られた情報を蓄え、磁気誘導でその情報をスピーカーに伝えます。
 これと同じ現象がIMFと地球の磁場の間で起こっている、と私は考えます。はるか彼方の惑星から生じる波紋、情報がIMF圏内に蓄えられ、カセット・レコーダーの磁気誘導と同じ原理で地球に届くわけです。この情報は宇宙空間ではごく弱い信号にすぎませんが、地球自体が電気を帯びて、7,8ヘルツの周波数で振動しているため、アンプ同様の増幅効果を生み出すのでは、と思います。

Earth's Magnetosphere

 太陽から発する光と熱、磁力、輝きは、ダイレクトに地球に影響を与えます。重力に関しては、月の満ち欠けとの兼ね合いもあるためここでは触れません。人間を含め生命ある全てのものは多量の水分から成り立ち、ゆえに月の運行は潮の満ち引きにも影響を与えます。地球の磁場は太陽からのダイレクトな影響を受けるので、太陽の黒点活動で磁気嵐がひんぱんに起こったりします。太陽から放出されたプラズマが、地球の磁場に浸透してとどまる。そしてこのプラズマは、磁気の強い北極南極に集中するため、高緯度地域では夜、オーロラとして目に見えるわけです。

Bow wave and wake of a cross channel ferry

Bow wave and wake

地球の磁場は常にIMFを通して送られてくる惑星からの情報を吸収して、その情報は地球で増幅して蓄えられる。この増幅され磁気を帯びてインプリントされた情報は、惑星の位置そして動きと対応関係を持ちます。太陽と月の重力の働きは、地球に直接的な影響を与えます。同様に太陽と月からの磁気的な情報も地球にインプットされ影響を与える、と私は考えます。近年の調査では、月の運行がわずかながらも地球の磁場に影響を与えることが判明しています。

 ここで私が考える”ハイパー・マグネテイズム“(超磁場)について少しお話したいと思います。磁力の強さのレベルは核の性質によって変わる。これは物理の法則にも当てはまります。しかしこの精妙な成分の中には、物理的には測定不可能で、その領域を超えたものがあるのでないか、と考えます。たとえばある種の鳥や動物は、地球の磁場を感知できるので、すぐれた方向感覚を持ち、たとえ暗闇でもはるか彼方まで進路をまちがえず飛んでいくことができるのでは、と思うのです。

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